アメリカの自動車保険の選び方

アメリカの自動車保険料は割高

アメリカで自動車を所有する場合、現地の保険会社のほとんど(マサチューセッツ州を除く)は、日本の自動車保険や無事故割引を継承・考慮しないので、アメリカの自動車保険に加入する必要がありますが、全米に3,000 社~ 4,000社あると言われる保険会社の中から信頼できる会社を選ぶのは非常に難しい上、個人契約はアメリカでの運転歴などが重視されるため保険会社から敬遠されがちです。
アメリカで運転経験のない日本人は、日本では考えられないほど割高な掛金(一般的に$3,000 ~$5,000)を支払わされます。アメリカでは運転歴の浅いドライバーの保険料は事故発生率と比例して割高に設定されています。


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保険料の見積もりは日本でとれない

保険料がどのくらいになるのか赴任前に見積もりをとって検討したいところですが、見積もりをもらうためには名前、住所、生年月日、電話番号、免許証番号、車種(モデル名、年代を含む)、車両識別番号、事故歴などの情報が不可欠のため、日本でアメリカの自動車保険料の見積もりをとることはできません。


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無制限プランは無事故・無違反が前提

アメリカの自動車保険には、任意保険と切り離され加入が義務づけられている日本の自賠責(強制)保険のようなものはありませんが、そのかわり任意保険を一定額以上で購入することが法律で義務づけられています。法定賠償限度額は州によって異なりますが、おおむね$15,000 ~$50,000 で設定されています。
担保の内容は、特殊なケースに適用される「特約」を除きほぼ日本の任意保険と同じで、対人、対物、搭乗者医療費担保、車両保険がセットになっています。アメリカにも日本同様、対人・対物の無制限補償プランはありますが、アメリでは無事故・無違反の実績を積み重ねないと無制限プランに加入するのは困難です。一般的な任意保険では万が一の事故の補償金額としては不十分なため、保険会社のオプションの中から特別のプランを選択して付加することが必要になってきます。


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「アメリカ自動車保険紹介サービス」の利用が便利

アメリカの自動車保険に加入するには、保険会社をどう選ぶかという問題のほか、州によって補償内容や加入手続きが異なるなど複雑かつ煩雑な面がたくさんあるので、日本の保険会社の「アメリカ自動車保険紹介サービス」などを利用するのも一つの方法です。
このサービスには日本語通訳サービスも付いているので大変便利ですが、過去の事故歴や現地で購入した自動車の車種によっては利用できないなど、いくつかの条件があるので、詳細は各保険会社に問い合わせてください。


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■保険の種類と用語

※ Liability Coverages「強制保険」
(1) Bodily Injury Liability(対人損害賠償保険)
(2) Property Damage Liability( 対物損害賠償保険)
(3) Medical Payments(搭乗者傷害保険)
  Personal Injury Protection No-Fault Coverage
 ( 無過失傷害補償保険)
(4) Uninsured/Underinsured Motorist
 ( 無保険/ 過小保険車傷害保険)

※ Optional Coverages「任意保険」
(1) Comprehensive(包括車輌保険)
(2) Collision( 衝突車輌保険)
(3) Towing & Labor(牽引サービス補償)
(4) Car Rental Reimbursement(レンタカー費用補償)
 

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